WAIS-Ⅲの結果が返って来たので、ADHDを疑っている専業主婦が色々分析してみた
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WAIS‐Ⅲの結果が返って来た!
どきどきのWAIS-Ⅲが返ってきました。先日検査に立ち会ってくださった臨床心理士の先生のもと、解説をしてもらいながら説明をしてもらいました。
私が受けたところでは、なんとプリント7枚にも詳しく解説をまとめてくださっていました。
先生も二時間半を超える長丁場の中、検査の答えを書くだけでも大変だったと思います。でも、当日どんな様子で私が受けていたかまで、かなり細かい状況まで書いてくださっていました。先生…一生ついていきます……
表にまとめると、このような結果になりました。
指標 | IQ/群指数 | パーセンタイル順位 | 記述的分類 |
全検査IQ | 96 | 39 | 平均 |
言語性IQ | 105 | 63 | 平均 |
動作性IQ | 86 | 18 | 平均の下~平均 |
言語理解 | 100 | 50 | 平均 |
知覚統合 | 87 | 19 | 平均の下~平均 |
作動記憶 | 105 | 63 | 平均~平均の上 |
処理速度 | 81 | 10 | 境界線~平均の下 |
※1 IQ/群指数とは、同年齢の方がの平均を100とした時の値です
※2 パーセンタイル順位は、同年代の方100人の中での下からの順位をあらわしています
グラフにすると、こんな感じ↓
処理速度になるとガクっと落ちていて「オゥフ…」となりましたが、、、作動記憶が思いのほか高く、かなり驚きました。
ていうか処理速度下から10番目ってなかなかヤバくないか??よく君これで保育士なんかしてたなという結果となりました。
自分で納得した部分
言語性IQ 〉〉 動作性IQ という結果には、120%納得でした。「ですよね~」という感じ。
自分は知覚統合と処理速度が平均よりも下なのですが、もしこの2つが苦手だとどうなるのか、めちゃくちゃ分かりやすいイラストをTwitterであげていた方がいました↓
WAIS-Ⅲの群指数別の苦手をまとめたイラスト、4枚全て完成しました。
— いまちあかり@無気力プロ (@imachiduki877) December 6, 2018
言語理解について、多くの方からのご指摘をいただきましたので修正・追記いたしました。最初に上げた画像とはだいぶ違うかもしれません。ご迷惑をおかけします。 pic.twitter.com/ZnmIHLfgll
このイラストをTwitterで見かけた時「うわ~分かりすぎる~~」と思わず崩れ落ちました。
保育園で働いていた頃を思い出してみると、
知覚統合が低い
→「もっと周りを見て」と何度も上司の先生から言われる
→一つのクラスの中で色んなことが同時多発している状況で、何を優先すべきか分からずフリーズしてしまうor結果、動いた行動が的外れで呆れられる
処理速度が遅い
→先生に頼まれた雑務に時間がかかってしまい、効率よくこなしていけない(そういえば、学校の時も家庭科や美術でいつも居残りして制作していた)
→ディベートや会議の時、周りの意見についていくのに必死で、急に意見を振られると全く意見が言えなかった→真剣に参加していないと思われる
という、働いていた頃にとても困っていたことが、数字と言うかなり客観的なデータとして見ることができました。
「そっか、こんなに辛かったのも、こういうことが苦手だったからなんだ」と、今までより自分のことを受け止められたような気がしました。
意外だった部分
自分の短期記憶の弱さは、作動記憶が原因ではない?
検査を受ける前までは、自分の短期記憶の弱さは絶対に作動記憶の凹みのせいだと思っていました。
でも、群指数の結果は105。なんなら4分野の中では一番高い。この結果は先生も意外だったようです。
数唱というテストが検査の中ではあるのですが、先生が言った数字を頭の中で映像みたいにしていって、自分もそれをたどりながら復唱していました。そのせいで平均の数値が出たのか…?と思います。
現実の職場では「えっ声は聞こえるのに意味がすぐに分からねェ…自分難聴か…?」と思うことばかりだったので、まだこのことについては自分の中でも分析していきたいです(自分は耳からの処理がかなり苦手なほうなのかもしれません)
検査の中で、私は「一部の作業から全体を捉えるのが苦手」という分析をされたのですが、やるべきことがいくつもあると、全体を捉えたり意図を見出すことができず、時間だけがたってしまうのかな…?と先生は仰っていました。
これからどうしよう?
私が受けた場所は医療機関ではない為、「おゆさんは発達障害ですね」というような断定は出来ないようになっていました。
臨床心理士の先生は「無理して医療機関にいく必要はないですよ」と仰ってくださいました。でも、
「もし自分が発達障害であったなら」
「手帳や障害者雇用を使えたり、障害年金がもらえる可能性があるのなら」
自分は発達障害という診断が欲しいと思うようになっていました。
次回は、診断書をもらうまで医療機関に通った記事を書こうと思います!