おゆブログ

社会人になってから、ADHD・自閉症スペクトラムを診断されたアラサー共働き主婦が、日々感じたことを記しています

もしあなたがストレス性脱毛になったら、ワンステップのウィッグを買うのを強くおすすめする

目次

一年前、ストレス性脱毛にかかっていた

約一年前のこの時期、保育園退職に伴ってストレス性脱毛にかかり、ほぼ髪の毛がありませんでした。その時の写真がこちら↓

 

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この画像だけ見たら、27歳の女性の頭と誰が思うでしょうか。円形脱毛症とかのレベルをはるかに超えるハゲっぷり、完全に星に囲まれた焼畑農業です。自分も久しぶりにハゲフォルダに入っていたこの写真見て、思いのほかハゲ散らかしてて若干引きました。

 

自分は側面→後頭部→頭頂の順番で髪の毛が抜けていったので、この状態でも、この頃はもう結構生えてはきています。でも、ウィッグなしで生活するのはどうしても勇気がなかった。なので

 

「この際オシャレなウィッグを探しに行こう!」

 

と探すことにしました。

 

長時間つける必要がある人は、やはり医療用ウィッグが良いと思う

例えば今の専業主婦生活のように、外に出る時間が少しだったりすれば、アマゾンとかで買える「ハロウィンでしか使わないだろこれは」みたいな安物ウィッグでもぶっちゃけ良かったんです。

 

でも、学校に通わなければならなかったことや、実習で外にいる時間も長いことを考えるとちゃんとしたものが欲しいなーと。あと、安いウィッグって、ずっとつけてると段々締め付けで痛くなってきたりするんですよね。なので、いろいろ探してみた結果ワンステップというお店を見つけました。

 

www.glowing.jp

 

ワンステップがいいなーと思ったのが、医療用ウィッグを取り扱っているところ。がんや病気の治療の副作用等で、髪の毛が抜けてしまった人の為に、長く着けていても身体の一部のようにつけられるウィッグを作っているというところに、すごく惹かれました。

 

あとは、ウィッグのサンプル画像が断然おしゃれ!モデルが若い女の子を使ってるとこにもテンションがあがり、即来店予約を入れました。

 

お店に行ってから実際にウィッグを身に着けるまでの流れ

ワンステップはいくつかお店はあるのですが、私は新宿店に来店予約を入れました。カウンセリングを受けてから、自分が試着してみたいサンプルウィッグをかぶり、数日後にウィッグを取りに行く、という流れになります。なので、日にちには余裕をもって来店するのをおすすめします!

 

ウィッグを取りに行く日、実際に装着して、美容師資格を持ったスタッフの方にヘアデザインをしてもらいます。

 

自分の好みに合わせてすいてもらったり、前髪を好みのスタイルに切ってもらいます!普通の美容室のような、おしゃれ~な個室で、スタッフの方とわいわい話しながら自分も切ってもらいました。

 

着けていた時の画像がこちら↓

 

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分かりやすいようで分かりにくいですね

ワンステップの着け心地

まず、ぜんぜん締め付けられないことにびっくりしました。あとは、強風がふいても全然余裕!!!パチッと留めるぱっちんどめがついているのですが、髪の毛にとめる必要がないほどピタッとフィットしていました。

 

ウィッグ生活はどうだったか?

寝癖を気にしなくて良いのは最高

くせ毛なので、紙が短いと爆発するわ跳ねるわで朝から絶望するのですが、ウィッグがあればどんなに髪の毛が暴れん坊でも無問題です。ウィッグを被るというよりは、もう後半からは「原付のヘルメットかぶるか」みたいな感覚でつけてました。 

ウィッグのメンテナンスは少し手間はある

人毛なので、2~3週間に一度は専用のシャンプーやコンディショナーを使って洗髪をしてました。ウィッグの洗い方や乾かし方が少し独特で、最初の方はやり方がのっているプリントを見ながら難儀してました。我が家は洗面所がなかったので、お風呂場でバケツの中で洗っていたので余計に大変だったのかも。

医療用ウィッグは、決して安くはない

自分が頼んだものは、ウィッグ、マネキン台、ヘアケア商品を全て含めて19万ほどしました。新卒の手取りが全て吹っ飛ぶレベルですね。自分が男性だったら、正直ここまでは出していなかったんじゃないかなとも思います。

 

でも、正直ウィッグなしでは、この一年間過ごすことはできませんでした。本当にありがとうウィッグ。もうウィッグを被る必要は全然ないのですが、なんだか愛着がわきすぎて、いまだに捨てられていません。その位、もう本当に自分の体の一部となっていました。

 

髪の毛が抜けてしまっても、オシャレを諦めなくていい

このストレス性脱毛という病気にかかる前は、髪の毛の量の多さに悩むぐらいコンプレックスだったのですが、髪の毛がちゃんと生えてくるって当たり前ではないんだなと実感しています。

 

薬の副作用や闘病生活、ストレス等で髪の毛が生えてこなくなってしまうということは、普通の日常に(特に女性は)かなり支障が出てしまいます。でも、医療用ウィッグを上手に使うことで、普通の日常も、ヘアアレンジしたいと思った時のオシャレも両方手に入れられる。これは本当にすごいことです。この医療用ウィッグのおかげで、当たり前のように通学することができていました。本当に感謝いたします。

 

ワンステップのみなさま、わたしのウィッグに髪の毛を提供してくれた世界のどこかにいる貴方様、本当にありがとうございました。